味の傾向:栃木のワイナリーがつくるブレンドのロゼワイン。爽やかな香りに、とても軽い呑み口が特徴の1本。軽すぎるぐらいに軽いので、料理との相性が悩ましい。
合わせた料理:マカロニサラダ、塩麹鶏むね肉の白ワイン蒸し、オリーブオイル和えサラダ
購入価格(税込):2310円/750ml
僕の評価:65点/100点(難易度高し)
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こんにちは~、ワインブロガーの神奈川健一です。
今日は日本ワインのレビューです。「ココ・ファーム・ワイナリー こころぜ MV」となります~。栃木県にあるワイナリーさんの商品ですね。
個人的には日本ワインの赤ワインにはいいイメージを持っておらず、味が物足りなかったり、極端に野生的だったりすることが多い印象です。気候の面でどうしようもないところがあるのでしょうね。
ただ、ロゼワインはなかなかのものがあると思っています。今回のココ・ファーム・ワイナリーは、以前「農民ドライ」というよくできた白ワインを飲んだことがあったので、ロゼも試してみたいと思って購入してみました。
スペックを確認します。
アルコール度 11.9%(12%)
品種 メルロー28%、ケルナー13%、シャルドネ12%、カベルネ・ソーヴィニヨン11%、マスカット・ベーリーA10%、プティ・マンサン6%、小公子5%、その他15%
産地 日本 長野県、山梨県、山形県、北海道、栃木県
収穫年 2019年、2020年
アルコール度はラベル上では12%でしたが、公式HPに詳細が載っており、11.9%でした。軽めですね~。そして品種と産地がバリエーション豊か!全国各地のぶどうを扱うメーカーなのですね。白ぶどうと赤ぶどうをブレンドしてつくるタイプのロゼワインのようです。収穫年も2年間に分散しているみたいですね。
◆超ライトテイスト
そそいで色を確認します。けっこう濃いですね~。サーモンピンクでしょうか。ちょっと紅茶の色みたいですね。カベルネやメルローが混ざっていると考えると、順当という感じでしょうか。
香りをチェックします。むむ、ほんのり爽やか系でしょうか?そんなに強くはないです。ミントっぽいスーッとしたにおいがあり、果実感は薄いですね。なんとなく野菜みたいです。トマトでしょうか?ちょっと血の印象も混ざっています。
飲んでみましょう。
「いちご、赤リンゴをイメージさせる味わい。そしてめちゃくちゃ軽い!ライト系ロゼワインだ!」
軽い、とにかく軽いです。スーパーライト級ですね!
口当たりはややシャープで、いちごや赤リンゴのようなフルーツの印象があります。しかし酸味は穏やかですね。
そして渋味や苦味がすごく少ない!そのためとても軽い印象を受けます。引っかかりがなさすぎて、不安になるぐらいですよ。
料理との相性はとても難しかったです。とにかく軽いので料理に負けがちなのですね。キャベツのサラダや、マカロニサラダでも物足りない印象でした。鶏むね肉の料理では、別の赤ワインからこころぜに切り替えた時、ワインの爽やかさがはっきりと感じられたので、活かし方はあるのだろうと思います。
◆ロゼワインも奥深い
軽い軽いと書いていますが、よくある薄いワインとは違うので、料理と合わせる難易度は高いけどいいワインなのだと思います。自分にはちょっと難しかっただけですね。上手な合わせ方が知りたいものです。
前に飲んだマスカット・ベリーAのロゼワインは、力強さがあってよかったです。今回は白と赤のブレンドなので、また違う印象になったのでしょう。ロゼワインもバリエーションが豊かなので、もっといろいろなものを飲んでみたいですね!
「ココ・ファーム・ワイナリー こころぜ MV」、爽やかで軽いロゼワインでした。ぜひチャレンジしてみてください!
名称:ココ・ファーム・ワイナリー こころぜ MV
品種:メルロー28%、ケルナー13%、シャルドネ12%、カベルネ・ソーヴィニヨン11%、マスカット・ベーリーA10%、プティ・マンサン6%、小公子5%、その他15%
産地:日本 長野県、山梨県、山形県、北海道、栃木県
アルコール度:11.9%
購入価格(税込):2310円/750ml
製造者:有限会社 ココ・ファーム・ワイナリー
購入日:令和6年9月20日
購入店:いまでや銀座店(東京都中央区)
日本酒のレビューはこちらのブログで書いています。