味の傾向:アルコール度高めなアメリカらしい赤ワイン。濃厚だが素直な香りに、酸味が少なく甘味が目立つまろやかな味わい。赤身肉を使った料理がめちゃくちゃ似合う、気軽なフルボディワインだ。
合わせた料理:ガーリックステーキライス
購入価格(税込):モトックスさまのプレゼントキャンペーンで当選。販売価格は2000円前後/750ml
僕の評価:75点/100点(アメリカの赤ワイン大好き!)
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こんにちは~、ワインブロガーの神奈川健一です。
今日はアメリカの赤ワインをレビューします。「ナーリー・ヘッド 1924 ダブルブラック 2021/Gnarly Head 1924 Double Black 2021」となります!輸入元の株式会社・モトックスさまによる、プレゼントキャンペーンで当選した1本です。ありがとうございます!
アメリカワインは、白ワインは苦手なのですが赤ワインは好きなんですよね。樽のきいたバター感あふれる白ワインは趣味に合わないのですが、コーラのように甘い赤ワインは好きなんですよ。どっちも濃厚で甘いことについては変わらないのですが、人間の趣味趣向というのはわからないものですね。
今回のワインは、ダブルブラックという名前がついていますので、いかにも濃そうな印象です。プレゼントキャンペーンでは「肉に合うワイン」という名前でしたので、なんとなく味の傾向は想像できますね。自分としては大好きなタイプです。
スペックを確認してみましょう。
アルコール度 14.5%
産地 アメリカ カリフォルニア州
品種 ジンファンデル主体/メルロー/シラー/プティット・シラー
収穫年 2021年
アルコール度は大迫力の14.5%です。ただ、アメリカではよくあることなので、バランスは悪くないでしょうね。ぶどう品種はジンファンデル主体。このぶどうは安くてもおいしいことが多いので、好きなんですよね~。収穫年は2021年ということで、お買い得な赤ワインとしては普通でしょうか。
◆酸味を抑え込む甘味!
グラスにそそいで色を確認すると、期待通りに濃い色合いです。ダークチェリーレッドですね。ただ、真っ黒というほどでもないので、慣れてくると普通の赤ワインに見えます。
香りをかいでみます。うむ、濃い!ブルーベリー&ブラックベリーのリキュール、豆、胡椒、ナツメグでしょうか。いかにもアメリカンな香りですが、フレッシュさがなく、また甘い印象も少ないです。けっこうニュートラルな感じに仕上がっていますね。
飲んでみます。
「口当たりが甘くてまろやか。渋味と刺激がガンガンくるが、甘味がすべてを丸く収めている、アメリカらしさ全開の味わいだ!」
これ、これが飲みたいんですよ。期待通りの味わいですね!
予想通り厚みのあるフルボディの味わいですが、存在感のある甘味が全体を柔らかい印象にしています。酸味は少ない、そして強い刺激と渋味は甘味がカバーしてくれるので、とっても飲みやすいんですよ。
余韻が長いのですがほとんどアルコールの刺激感なので、ここは若い赤ワインなりの味わいかな~と思います。でも、無駄に苦いということもなく、食事とマッチする余韻になっているのがいいですね。
合わせる料理は牛肉のステーキしかありえませんでした。まさに肉に合うワイン!アンガス牛の薄切りをにんにくと一緒に焼いて、バター醤油で味付けしたライスにのっけて食べる。そこにこのダブルブラックを合わせると・・・飛びますね!!
◆甘さは正義!
僕は日本酒も好きなのですが、こういうワイン飲むと自分は甘味が好きなんだなぁと再確認できます。アメリカの赤ワインは甘味がありつつも、他の味とのバランスが整っているので大好きなのです。
とはいえ、アメリカワインにも幅広い味わいがあるのでしょう。まだまだ経験が足りないので、もっとたくさん飲んでいこうと思います。モトックスさま、今回はありがとうございます!
「ナーリー・ヘッド 1924 ダブルブラック 2021」、期待を裏切らない、アメリカン・赤ワインでした。赤身肉の料理といっしょにどうぞ!
名称:ナーリー・ヘッド 1924 ダブルブラック 2021/Gnarly Head 1924 Double Black 2021
品種:ジンファンデル主体/メルロー/シラー/プティット・シラー
産地:アメリカ カリフォルニア州
アルコール度:14.5%
購入価格(税込):キャンペーンの当選賞品/750ml
輸入者:株式会社 モトックス
購入日:令和6年9月5日
購入店:なし
日本酒のレビューはこちらのブログで書いています。