味の傾向:スペイン産の廉価なロゼワイン。エレガントな柑橘系の香りに、酸味と苦味がほどよく混ざったドライな味わい。グレープフルーツ感がたまらない。旧世界の雰囲気を楽しめる1本だ。
合わせた料理:ペペロンチーノ、オリーブオイルと岩塩をかけたサラダ
購入価格(税込):2200円/750ml
僕の評価:70点/100点(スペインの安旨ワイン最高)
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こんにちは~。ワインブロガーの神奈川健一です。
本日はスペインワインのレビューです。「ビーニャ・レアル ロサード2022/Vina Real Rosado 2022」となります~。
個人的なスペインワインのイメージは、安くておいしいお酒がたくさんあるというものですね。味わいについては、ヨーロッパらしい上品なタイプが多いと感じています。かなり僕好みの国だと思うんです。
ただ、どうやって選んでいいかがまったくわかりません!(笑)ワインあるあるですが、イタリアワイン以上にわからないですねぇ。こうなったら手当たりしだいに買うしかありません。今回は信頼できるお店で、スペインのロゼワインを選んでみました。
スペックを確認してみましょう。
アルコール度 13%
産地 スペイン リオハ
品種 ビウラ70%、テンプラリーニョ&ガルナッチャ30%
収穫年 2022年
備考 混醸方式
アルコール度は13%ということで、ちょっとボリュームがありそうな数値です。熟成は2年ほどなので、フレッシュな雰囲気を楽しむ感じでしょうか。白ぶどうと赤ぶどうを混ぜてつくる、混醸方式のロゼワインのようです。
◆まるでピンクグレープフルーツ!
グラスにそそいで外見チェックします。うわ~、きれいですね。オレンジ色にピンクが混ざったような感じです。ちょっとオレンジワインっぽいですね。
香りを確認してみましょう。おっ、上品さがある香りですねぇ!期待していたとおりです。柑橘系ですね。レモンにピンクグレープフルーツ。そこに若干のミルクと菩提樹が混ざる感じです。南国ではなくヨーロッパの雰囲気ですね。
飲んでみます。
「酸味と苦味が主役の味わい。まるでグレープフルーツみたいにおいしいぞ!」
いや~、この苦酸がいいですねぇ。ビターなフルーツ感がたまりません。
全体の味わいはドライです。甘味が少なく酸味が目立つ感じですね。でも酸っぱすぎるわけではありません。そこにはっきりした苦味が混ざって、ビターな印象をつくっています。
これがグレープフルーツっぽくていいんですよ~。南国の果物ではなく、地中海の果物っぽい感じです。スペインの雰囲気が、そんなイメージをつくっているのかもしれませんね。
料理はほぼなんでもいいんじゃないでしょうか。個人的にはサラダがよかったですね~。野菜の青臭さとワインの苦さがめちゃくちゃマッチして、ワインのアルコール感が食事のリズムをつくってくれました。これぞ食中酒の理想のシチュエーションだと思いましたね。
◆スペインは場数を踏むしかない
いやー、いいロゼワインでした。気軽なワインですけど、エレガントさを感じさせるタイプ、こういうの好きなんですよね。まさにスペインワインに求めている味わいでした。
スペインがいいことはわかったので、もう経験を積むしかありませんね!そのためには、信頼できる酒屋さんを増やすのが近道です。スペインワインを買いつつ、酒屋さん開拓もがんばりますよー。
「ビーニャ・レアル ロサード2022」、上品な安旨ロゼワインです。見かけたら試してみてください。
名称:ビーニャ・レアル ロサード2022/Vina Real Rosado 2022
アルコール度:13%
産地:スペイン リオハ
品種:ビウラ70%、テンプラリーニョ&ガルナッチャ30%
購入価格(税込):2200円/750ml
輸入者:三国ワイン 株式会社
購入日:令和6年11月17日
購入店:東急フードショー渋谷(東京都渋谷区)
日本酒のレビューはこちらのブログで書いています。